タンポンが原因で右足を失ったモデル、ではなぜそうなってしまったか?タンポンの危険性について調べてみた

カリフォルニア在住のモデル、ローレン・ワッサー(27)には右脚がない。その原因は「生理時に使用したタンポンだった」とオンラインマガジン「VICE」が報じ、彼女が当時の状況を語っている。
2012年、ワッサーは寝入りばなに気分が悪くなり、あっという間に体温が41度にまで上昇、即座に救急病院に搬送された。この時、あと10分遅ければ彼女の命はなかったという。医師は彼女の母に祈ることを勧め、そして“覚悟”をするよう促した。病名はタンポンの使用に起因する細菌性感染症、いわゆるトキシックショック症候群(TSS)。一命は取り留めたものの、彼女の体は複数箇所が壊疽を起こし、左足に深刻なダメージが残った上に、右脚の膝から下を切断しなければならなかった。

「家に帰ったときは、いっそ死にたかった。全てがあまりにも突然だったんだもの。脚がなくなっていて、車いすに乗って、トイレにも歩いて行けなくなっていた。ずっとベッドに寝かされて、動くこともできない。四方の壁がまるで牢獄みたいに思えたわ」と、ワッサーは当時の心境を吐露する。

当時、Kotex社の「ナチュラル・バランス・タンポン」を日に三回交換して使用していたというワッサーは今月、Kotex社に対して損害賠償と女性用製品の原料を変更することを求めて訴えを起こした。また、彼女は世の女性に対してタンポンを使用することの潜在的リスクを広く周知することを望んでいる。

タンポンの危険性

さて、前回に続き「オーガニックコットンの生理用ナプキン」に絡み、タンポンの危険性を紹介します。

タンポン【Tampon】とは、消毒した綿・ガーゼに薬をしみ込ませ、局所に挿入して、止血または分泌液の吸収をさせる物。綿球。止血栓。(広辞苑より)

日本では、月経中の膣内に挿入し、月経血を吸収させる目的の商品を総称して、タンポンと呼んでいるようです。

女性によっては、「タンポン」派と「ナプキン」派と分かれる傾向があります。

私自身は、テニスやプールなどのスポーツをするときに使った事もありますが、手間が面倒で、不快な思い出しかありません。
オーガニックコットンのナプキンと出会ってからは興味もないのですが、「断然タンポン派」という友人も知っています。

私自身は、タンポンの危険性について、DISCOVERYチャネルのドキュメンタリーをたまたま見ていて知ったのでした。


~タンポンの危険性~

タンポンの使用説明書には、必ず書いてありますが、黄色ブドウ球菌トキシックショック症候群(TSS)になる可能性があります。

これは、1970年代に、アメリカの若い女性が突然、この「黄色ブドウ球菌」(冒頭写真 BY ウィキペディアWikipedia))によって死亡するという事件が相次いだことで発覚しました。

女性の急死が相次ぐ中、その原因がわかるまでは、実に5年近くかかったといいます。

何件か犠牲者が出てからわかったことは、死亡した若い女性の共通点に「あるメーカーのこのタンポンを使用している」ことでした。

もちろん、このタンポンを使用した全ての人がその危険に冒されるわけではありません。
ホメオパシーの考えも同じですが、人は皆、あらゆる菌やウィルスにさらされています。
しかしながら、病気になる人とならない人がいるのは、その人自身が、菌やウィルスに対してどう反応するかの違いです。

同じ人間でも、疲れているときと元気なときでは、風邪に対する感受性も異なります。
なので、私は大丈夫、と思って使っていても、違う時には、負担に感じたり、違和感に感じたりすることを誰でも、感じるコトがあると思います。

このタンポンのケース、メーカーではもともと、他にもタンポンを販売していたにもかかわらず、それまでこのような事件は起きていなかったのです。

では何故?

突然、黄色ブドウ球菌トキシックショック症候群(TSS)が起きたのか?

その理由は、このタンポンの素材に隠されていました。

丁度、初めての犠牲者が出た年、このメーカーでは、従来使っていた綿などの自然素材を一切やめ、塩素漂白した綿やレーヨンで作られた素材に切替えていたのです。

吸収率が高くなったタンポンは、その分、たくさんの血を吸収することになります。
そして、それが、かえって人体に危害を及ぼす結果になりました。

つまり、黄色ブドウ球菌にとっては温床ともいえる、絶好の繁殖体制の好条件が整ってしまったのです。
黄色ブドウ球菌は強い毒素を生産し繁殖を許してしまうと、成人の大人でも簡単に死に至るといわれています。

もちろん、メーカーは、犠牲者が出ることも知らず、血液の吸収率を高め、より漏れにくいタンポンを作れば、利用者も喜んでくれるだろう、というユーザーの立場に立った開発だったのでしょう。

ユーザーを含め、そんなに便利なものを使いたい、と思います。
その危険性を知らなければ、私だって、そう思います。

私自身は、吸収性の高いタンポンやナプキンは、女性が社会で活躍する機会に一役買ってくれたツールだと考えています。

ただ、残念ながら、化学合成された素材は、吸収率は高いけれども、人体にとっては好ましくない結果を生んでしまったのです。失敗作であったとわかったら、素材の比率を変えたり、そのような事故が二度と起きないように対策を施すことが先決です。

そして、今では冒頭に述べたとおり、タンポンの使用説明書には、黄色ブドウ球菌トキシックショック症候群(TSS)になる可能性の危険が必ず記載されています。

しかし、私が疑問に思うのは、その情報の根拠が不明であることです。

http://sharetube.jp/article/973/