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「同意のないセックスはレイプ」 東大で学生にワークショップ

東大
セックスでの同意とは…「キャンパスレイプ」なくせ

駒場キャンパスでワークショップ 国内大学で初開催

 大学生が性暴力の被害に遭う「キャンパスレイプ」を防ごうと、東京大の学生らが25日夜、東京都目黒区の東大駒場キャンパスでワークショップを開いた。
「同意のないセックスはレイプ」という考え方が一般的な欧米では、
大学の新入生向けオリエンテーションで「性行為における同意」を教えるプログラムがあるものの、国内大学での開催は初めて。
ベッドに誘う時、誘われる時、あなたは相手の同意を得ていますか?【中村かさね/統合デジタル取材センター】

■性行為の同意の取り方 どう考える?

 「ペアになった相手と握手をしてください」

 ワークショップの冒頭、約20人の参加者の半数にこんな指示が出された。ペアを組んだ相手に握手のことは知らされていない。
「いいですか」と返事を待たずに相手の手を取る人、「アイコンタクトで察してもらった」と無言で手を差し出す人、「握手してください」と話しかける人。
「同意」を考えるワークショップと知って参加していても、突然のことを求める側も求められる側も戸惑う様子がみられた。

 ワークショップを企画した大学院1年の佐々木弘一さんは「東大は女子校や男子校の出身者が多く、恋愛経験がない人もいる。
性教育では生物学的な内容しか習わず、セックスについてはアダルトビデオから情報を得ている学生は多いはず」と指摘する。

 そもそも、なぜ「同意」を考える必要があるのか。

 英国のテムズバレー警察署は2015年、「Consent is Everything(同意がすべて)」と題したキャンペーンの一環で、
性行為の同意の取り付け方を紅茶の誘い方に例えた動画を制作・公開(http://www.consentiseverything.com/)した。

(続く)
https://mainichi.jp/articles/20170427/k00/00m/040/002000c