世界最古とされた韓国の金属活字に「宝物の価値なし」と最終判定

2017年4月13日、韓国で世界最古との主張が提起されていた金属活字について「国の宝物に指定する価値がない」との判定が下され、
約7年続いた「世界最古」の真偽論争に終止符が打たれた。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

韓国文化財庁は同日、ソウル市内の国立古宮博物館で開いた懇談会で、高麗金属活字101点の宝物指定案件について文化財委員会分科会で審議し、
これを否決したことを明らかにした。これらの活字が、国の指定文化財である「宝物」とするだけの価値を持たないと判断されたのだ。

2010年9月に古美術業者によって公開されたこの金属活字「証道歌字」は、仏教本「南明泉和尚頌証道歌」(証道歌)を印刷するため使われた活字だ。
現在、韓国の宝物となっている「証道歌」は1239年に木版で刷られたものだが、これ以前に金属活字で印刷された鋳字本があったとの説があり、
今回の「証道歌字」が本物であれば、1239年以前の「世界最古の金属活字」として歴史を塗り替える可能性があった。

しかし文化財委員会による書体比較や鋳造・組版検証の結果、これらの活字は「証道歌」の印刷に使われたものとみるのは難しいとの結論が出た。
また、そもそもの出どころや所蔵の変遷がはっきりしない点も問題に挙げられたという。ただし委員会は、昨年の国立文化財研究所の調査結果を受け、
「時代は特定できないもののかなり古い活字である可能性がある」点は認めた。

この報道を受け、韓国のネットユーザーは「やっぱりでっち上げだったか」「クズ認定」
CTスキャンで捏造(ねつぞう)の痕跡が明白だったらしいけど?それを本物だと主張するなんて相当な無知だね」と厳しい声を寄せている。

また、「海外に鑑定依頼してみたら?」「世界最古の活字を作ったところで何の意味がある?どっちにしても民間には伝わらず、出版文化も発展してこなかったじゃないか」
「韓国は実に良心的だな。日本や中国はないものも作り上げて『最高』だと言い張ってるのに」などさまざまなコメントがあった。(翻訳・編集/吉金)

http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20170415/Recordchina_20170415001.html