日本のテレビに素人コメンテーターって必要なの? 外国人には奇妙に映る

 テレビの情報番組やワイドショーをつけると、様々な肩書きの「コメンテーター」たちが政治から芸能ニュースまで
アレコレと意見を述べている。しかし専門的でもなければ意外性があるわけでもない、どーでもいい“うす~い”
コメントばかり聞かされて、視聴者もいいかげんウンザリしてきているのではないだろうか。

 舛添要一・前東京都知事の問題以降、情報番組やワイドショーでは政治を扱うことも増えている。ところが、
森友学園」問題では、取材は菅野完氏のようなフリージャーナリストに頼るばかり。

 スタジオではコメンテーターたちがわいわいと騒いでは、「国有地払い下げ」への関与が疑われる政治家、
国有地を売却した近畿財務局や、小学校設置を認可した大阪府などにはあまり向かずに、籠池泰典・前理事長を
批判したり茶化したりするような発言ばかりが目立った。

(中略)

“素人代表として必要”との声もあろうが、保育所の待機児童問題を取り上げた『スッキリ!!』(日本テレビ系)では、
“2児の母”の松嶋尚美が、

「(収入が)大丈夫な層からは月2000円でも3000円でも上げて、先生たちのお金に回すことができないのかな」

 と発言したことが、所得によって保育料が変わる制度を知らないまま意見していると批判を呼んだ。本当に彼らが
素人代表と言えるのか。

 そうした日本の番組は外国人からは奇妙に映っているという。英字サイト「トウキョウ・リポーター」のブレット・ブル
編集長もこう話す。

「政治や経済ニュースを扱う番組にコメディアンが出てきたり、経済専門家が芸能ニュースにコメントしたりするのは、
欧米では受け入れられないでしょう。

 米国では、ニュースにしっかりとした分析を提供するために、コメンテーターは基本的にはその分野の専門家が担当する。
そうすることで視聴者はニュースを正しく、深く理解できます」

 では“専門家”にコメントさせればいいかといえば、そうならないのも日本のテレビの不思議なところ。森友問題では、
「専門家」として政治ジャーナリストや政治評論家たちも登場したが、こんな違和感があった。
http://www.news-postseven.com/archives/20170412_509024.html