同社の編集部は、「和楽器店よりアスレチックのほうが子供達にとっては身近だと思いますが、検定を通過するためには指摘された意見を反映させなければ いけませんので、こうした差し替えをしました」と苦労を滲ませる。

他のページでも、土手で花を見る写真を、公園で親子が凧揚げをしている写真に変更したという。
検定意見を受けてから再提出するまでの35日間で6学年すべての教材を作り直さなければならないため、元々の話のあらすじを損なわずに意見を
反映させるには、写真の差し替えが最適という結論に至ったのだ。

ただ、教科書検定そのものについては「変更箇所の具体的な指示はありませんが、内容によっては対応できる部分が決まってくるのは事実です。
また、指摘された項目は前回の指導要領改訂で新設されました。1年生が何をもって『国』と意識するのかは、難しいのではないでしょうか」と疑問を呈した。
他の教科書会社の編集者も「あらかじめ必要な項目をチェックして作りましたが、思っていたよりも厳密に指摘がありました」と、初めての検定を振り返る。

今回検定に申請された教科書は24点で、その全てが合格になった。2018年度から使用が開始される。

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