中卒、資格なし職歴なし、賞罰ありなんだがどうやったら働けるんだ?高認とかっての取ればいいのか

高等学校卒業程度認定試験の問題集や参考書を、「しまりすの親方」というペンネームで書き続ける方がいます。認定試験の予備校や学校、先生、生徒の中では「カリスマ」で、その正体は、都司嘉宣(つじ・よしのぶ)さん(69)です。
都司さんは東京大学地震研究所の准教授として、津波などの研究を長年にわたりしてきたことで知られます。娘さんが高校を中途退学したことで、中学や高校の教育、
さらに高卒認定試験などのあり方に問題意識を持つようになりました。都司さんのくわしいキャリアは、「“灘中→麻布高校→東大”で、抱き続けた劣等感」( http://president.jp/articles/-/17035)で紹介しました。

対談の相手は、森安梨沙(ありさ)さんです。高校を1年のときに辞めて、昨年(2016年)、高卒認定受験予備校である、中央高等学院に入学しました。
中央高等学院は、通信制高校サポート校であり、大学受験の予備校でもあります。森さんは入学半年後に、
認定試験(高等学校卒業程度認定試験)を突破し、東京家政大学の入学試験にも合格しました。この4月から大学生となります。

今回から3回にわけて2人の対談を紹介します。この対談を通じて、見えてくるものは何でしょうか、一緒に考えたいと思います。

「高卒」でないとあらゆる道が閉ざされている

(写真)
今春、大学生になる森安梨沙さん。
http://president.jp/articles/-/21650?display=b